スペガ通信

～木を知ろう～第四回・木の植え方②

2013年6月24日

こんにちは
木を知ろうのコーナー連載第四回目です

樹の植え方についてです

みなさん、木のためと思ってやっていることが、
木にとって本当に良いことなのかどうか考えたことはありますか？

本日は木の都合のこと考えてみましょう

木に対する誤解その①

植え付ける際に、水分の蒸散をおさえようとして枝を強剪定すること。

ちなみに強剪定というのは剪定の際に枝を長く切り取ることを言います

さて、植え付けるときに強剪定をすると・・・

植えられたばかりの木は発根のために多くのエネルギーが必要です
エネルギーとなる糖分は葉で作られるので、葉を切り詰めすぎると
根の細胞分裂のためのエネルギーも足りなくなってしまいます

樹種にもよりますが、基本的に樹木は、
根が切られるとそれに対応した枝を自分で枯らします

人間がそれを予測して切ることは難しいので移植する時は
十分に根回しをして枝や葉はなるべく多く残しましょう

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